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「きょうを守る」

いにしえの遠き あの日も
私が生まれた あの日も
あなたが生まれた あの日も
すべてが輝いて見えた あの日も
そして すべてを失いかけた あの日も
だれかが見上げていた この星空

宇宙という ゆりかごの中で
私たちは はぐくまれて行く
そして だれかと つながっていく

だから 私たちは
果てしなく つながっていく
この宇宙 この時間の中で

大切に 大切に 「きょうを守る」


ペンネーム 菅野さんに捧ぐ

じいちゃんは 若い頃 船のりだった
昔は星を 目印にして 漁をしていた
好きな 星は すばる
じいちゃんの部屋には 宇宙の本と望遠鏡があった
いつも塩のかおる縁側で遊んでくれた

街には大きな地震と津波がきて
じいちゃんの家は流された
残っていたのは黒いケースに入ったじいちゃんの望遠鏡

ある日、空を見上げると
じいちゃんと一緒にみた 冬のダイヤモンド
「星は何年も前にはなった光が地球に届いているんだよ」
じいちゃんの話を思い出した

海まで歩いて、じいちゃんの望遠鏡で星をみた
赤い星、青い星 きらきら輝いている
じいちゃんの口ぐせが聞こえた
「泣きたくなったら 空を見上げてごらん」



廣瀬 久実 12歳

永遠に思える星のいのちには限りがある。
そして私のいのちにも限りがある。
だから星は輝き私は生きる。
永遠に対抗できるのは一瞬でしかないと思うから。
    


佐野 一彦

はじめてほんものの流れ星を見たとき
その瞬間、時間が止まるのだと
私にはわかった
自分をじっと見つめる子どもの目の中に
流れ星を見つけてはっとしている


吉永 真理

ひとが逝くときは星になるんだって
わたしは流れ星になりたい
願いを叶える流れ星に
ひとりで泣くひとが
これ以上ふえないように
いつも側にいる星ではないけれど
一瞬で消えてしまう星だけれど
そのきらめきに
あなたが顔をあげてくれるならば
わたしはせいいっぱいの輝きでこの天空(そら)を翔けてゆく


ペンネーム e.k.

強く輝くほし
弱く輝くほし
ほしになった あなた
いくつもある ほしのなかで
あなたを見つける自信がある
わたしから見るあなたは輝いてみえるけど
あなたから見るわたしは輝いていますか


ペンネーム もか 19歳

つかれて生きるのがいやになったとき、
しらないうちに夜空の星を見ていた。
とてもきれいで心がやすらぐ。
また明日からがんばろう。


ペンネーム 流れ星 13歳

アンキロサウルスが生まれたときに
光った星を
今、私が見ている。
私がお母さんと笑ったときに
光った星は
だれが見てくれるかな。


佐野 春香 10歳

星空が キラキラ光って きれいだな
ぼくは1日 しあわせだったよ


吉崎 史亘嗣 8歳

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